2014年1月29日水曜日

2014/01/25(土) 第83回 高円寺盤遊会 レポ

1.ロシア鉄道

時間:4人で90分くらい
要素:ワーカープレイスメント・戦略
ロシア鉄道

今回は上2本の線路を中心にプレイ

見にくいですが赤と緑が同率1位です。
最近ほんとに連続で遊んでます。今日も3つほど持ち込まれて2択同時にプレイされていました。
ブームみたいです。(全員プレイ経験者だったのでインスト時間が省略できた。)

今回の戦略は前回うまくいった1番上の鉄道を優先的に発展させるプレイを中心に、ちょうどいい鉄道が買えたので2本目の鉄道に手を出し『はてなボーナス』を狙って行きました。

その他、技術者ボーナスとワーカー数を意識するなどの基本プレイを心がけたところ同率1位でした!

もう一人の1位のプレイヤは、前々回私が大失敗した、技術発展がメインの戦略でした。
うまくアクションすれば結構点数は伸びるんですね。いつか再チャレンジしてみよう。

プレイ中に意識した点としては、優良な技術者の購入のために手番順とコイン数を調整することと、汽車の購入タイミングを見計らっていました。

技術者は、自分だけが使えるアクションが増えるのと、最多数ボーナスがあるのでうまく活用すればかなり有利になります。

汽車の購入タイミングは小さい汽車からしか買えないので、例えば2番めの鉄道は3や5の汽車を買うとちょっと損になります。(ボーナスマスまで汽車が届かないから。)

ちなみに最後のターンでワーカーが1つ余ってしまったので、とりあえず技術を1進めるあまり意味を成さないと思われたアクションを行ったところ、その1点で同率1位になるという劇的な展開で面白かったです。



2.炭鉱讃歌

時間:4人で70分くらい
要素:ワーカープレイスメント・戦略
炭鉱讃歌

アクションボード

掘り進めた炭鉱と達成カード
連続でワーカープレイスメントをプレイです。重めならご遠慮しようかと思いましたが、こちらは『全3ラウンド』という(このジャンルとしては)軽めのゲームとのことで参加しました。

コンセプトは炭鉱を掘り進めて指定の鉱石を集めて、目標を達成していく鉱山ゲー(?)です。コンポーネントが良く出来ていて、写真ではわかりにくいですが炭鉱ボードのエレベータが溝にそって上下するようになっています。

アクションはワーカー1つで行えますが、他プレイヤがすでにワーカーを置いていてもそれより多いワーカーを使えばアクション可能です。

なのでワーカーが13個もありますがすぐに足りなくなってカツカツでした。たぶんワーカー3個使ってアクションを行うというのは相当に痛手ですね。

ラウンド終了ごとに集めた鉱石や運搬方法などに応じたボーナスがありますがいろいろ欲張っていたらなんと第1ラウンドは0点になってしまいました・・・。

全3ラウンドしかないのにそのうちひとつで0点とか、ボロ負けを覚悟しましたが終わってみると意外にいい勝負でした。(まぁ、3位でしたが。)

取得した目標カードや所持鉱石、残りワーカー数などは公開情報なので、それらを元に
戦略を立てましょう。



3.酔いどれ猫のブルース

時間:3人で20分くらい
要素:競り
酔いどれ猫のブルース

ピンぼけになってしまった。

最終結果
久しぶりの酔いどれ猫です。
場のカードを手札を使って競りを行い、4枚セットを作れば得点です。

カードを獲得するためには手札を消費しなければならず、得点化の際にも手札を消費するのであっという間に手札が少なくなります。そうすると競りに参加することすら難しくなってしまうので手札の管理には気を配りましょう。

結果は写真のようにジョーカーをガンガン使ったので5点で、2位でした。
ジョーカーを一番使用したプレイヤはマイナス5点ですが、初期手札に3~4枚あったのでもう開き直って使いまくりました。



4.エッベス

時間:4人で40分くらい
要素:トリックテイキング・戦略
エッベス

色が偏ってくれてコントロールし易いかも

最終結果 16点で1位!
こちらも最近繰り返し遊んでます。 ので軽めの紹介でいきます。

今回はちょい上級ルールということで、10までではなく12までのカードを使いましたがそれほどプレイ感が大きく変わることなく、強いていうならカウンティングが難しくなるくらいの違いでしょうか。(と言っても私はカウンティングなんてできませんが。)

簡単に言うと、切り札やプラス・マイナスなどのカードの効果がゲーム中に徐々に決まっていくトリックテイキングです。

何度かプレイした経験則ですが、

  • 初期手札は偏ってくれたほうがゲームをコントロールしやすい
    →手札にない色でトリックが始まった際は早いタイミングで不要カードを処理できるので。
  • トリックを取る時は次の手番でトリックを取らないように小さい数字のカードを用意しておく
    →終盤でトリックを取ってしまうと連続して取ってしまい一気に大量のマイナスカードを押し付けられるリスクがあるため
  • 何色のトリックが何回発生したかを数えておく
    →マストフォローなので、2回くらい同じ色のトリックが発生すればその色を持っていないプレイヤが出てきます。
    (今回は各色12枚で4人戦でしたので最も都合良くバラけると3回のトリックでその色はなくなります。)これを意識すると戦略が立てやすいです。
この辺りがポイントでしょうか。(たまたまうまくいっただけかもしれませんが。)

それと全5ラウンドありますので1度に大量得点を狙うより大量失点を避けて、コンスタントに得点していくのがいいかもしれません。

4人プレイの場合、1ラウンドごとに全体の合計点は約6点増えていきますので、平均すると1.5点獲得できます。(プラスとマイナスのカードは同数なのでエッベスというカードでの得点が増えます。)

これを基準にあまり欲張らずにプレイしたらうまくいきました。



5.世界の七不思議

時間:5人で40分くらい
要素:ドラフト・戦略
世界の七不思議

エフェソスのB面でプレイです。
久しぶりの7不思議です。あらためて完成度の高いゲームだなぁと思います。

まず、プレイ人数が増えてもゲーム時間がそれほど増えない。ドラフトをメインのシステムに持ってきたゲームなので、全員同時に考え、同時にプレイします。そのため、待ち時間がほぼなくストレスフリーのプレイ感です。

さらに、カードゲームでもあるのにカード効果がアイコン化されていて、慣れれば直感的にわかりやすくなっています。上級者向けゲームでよくある複雑なカードが多いゲームだと初プレイでは、よくわからないまま経験者にボコボコにされます。

このゲームでも経験者はやっぱり強いですが、カード効果がアイコン化できるほどシンプルなものであれば、すぐに同じ土俵で戦えます。

戦略としては、それほどこのゲームをやり込んでいないので、細かいところまでは考えられないのですが、とりあえずワンダーを埋めるとお金も発生する文明なので、これは全部埋めることは絶対で、あとはそのお金で両隣から資源を購入して良さ気なカードを出していくという、超アバウトな戦略でプレイしました。

ところが、紫のカードが2枚で18点というすごい働きを見せてまさかの1位でした!
隣が私の資源も買ってくれたのでお金が尽きることがなかったのがうまくまわった勝因かも。



★総括

こちらのボドゲ会は以前にアグリコラ大会の時に参加させて頂いて、通常例会にはこれが初参加です。

印象としては、中級くらいのゲーマーが中心のようで、いくつかのゲームはインストなしでプレイしました。ゲームもサクサク進むので短い時間しかいませんでしたが、重めのゲームもプレイ出来ました。

なるほど中級ゲーマーが集まるとこういう利点がありますね。
でもでも、もちろん初心者お断りという雰囲気ではないですよ。軽めのシンプルゲームも遊べます!

2 件のコメント:

  1. 御参加いただきありがとうございました。
    昔はベテランゲーマーが多かったのですが、最近はブームのおかげでミドル、ライトゲーマーもだいぶ増えましたね。
    遊ばれているものもミドル級が多いので誰でも参加できると思います。
    今年もどうぞよろしくお願いします。

    返信削除
    返信
    1. 月斎さんコメントありがとうございます!

      そうなんですか昔はもっとベテランが多かったんですか。
      ボドゲ始めてまだまだ1年ちょっとしか経っていないので昔のことはあまりわかりませんが、新しい人がどんどん増えてボドゲ界も盛り上がってくれると嬉しいですね。

      今年もちょくちょく参加させていただきます。
      こちらこそよろしくお願いします。

      削除